皆さんこんばんは(こんにちは)
今日これから向かう所は世紀の難工事とまで呼ばれた巨大建造物物です。
それ程までの場所に行くので気合を入れなければなりません。
これで大丈夫です。
なぜ石原裕次郎かは後ほど
では向かいます。
長野県扇沢駅へ向かいます。
ここが扇沢駅です。
ここで乗るのは電車ではありません。
この電気バスです。
注:以前来た時はトロリーバスでしたが、2019より全車電気バスに変わったそうです。
電気バスに揺られる事約10分
そうここは標高1,470m
貯水量2億トン
発電量335,000kw
総工費513億円(昭和38年時)
1963年に延べ1000万人、殉職者171名の手によって7年の歳月をかけ完成した、
くよろん、黒部ダムです。
いかがですかこの圧倒的スケール。
これで黒部ダムへ来たのは2回目ですが、やはり圧倒されます。
小さい頃プロジェクトXを見て黒部ダムに行ってみたいと思いを馳せたものです。
ちなみに、なぜくろよんと呼ばれるかですが、
他に黒部川に3つの発電所があり4番目の発電所なので、黒四です。
くろよん工事には5社の大手建築会社が携わりました。
鹿島建設(第2工区):骨材製造工事
熊谷組(第3工区):大町トンネル貫通
佐藤工業(第4工区):黒部トンネル貫通
ざっくりですが、こんな感じです。
この中でも、くろよん建設の最大の難所と言われたのが第3工区大町トンネルの大破砕帯です。
大町側から約1,691mの地点でぶつかったのが破砕帯で。
岩盤の中で岩が細かく割れ、地下水を溜め込んだ軟弱な地層からは毎秒660ℓもの水と土砂が噴出し続け掘削工事は一時中断します。
その後、水を抜くトンネルを掘り、そこから水抜きボーリング作業を行い薬剤とセメントで地盤を固めるといった当時の最新の工法を駆使し突破しました。
破砕帯80mを掘削するのに7ヶ月もの期間を要しています。
この話はは石原裕次郎、三船敏郎主演の映画「黒部の太陽」で映画化されています。
1958年2月に大町トンネルが開通しこれにより資材の運搬が容易になりダムの工事も本格化します。
昼夜コンクリートの打設が行われ、ついに1963年6月に完成します。
ちょっと熱くなって、文章がくどくなりましたw
現在も破砕帯から湧き水が溢れており、ハサイダーとして商品化されています。
そのまま飲む事も出来ます。
初見は可愛くねぇぇと思いましたが、
黒部ダムの事を学ぶにつれ何故か愛おしくなってきます。
くろにょんのプロフィール。
な、何と誕生日が私と同じ!!!
愛おしい
気分が燃えているので、普段なら絶対に買わないような、しょうもない物を買ってしまいました。
帰りも電気バスです。
つり革がくろにょんデザイン。
完璧にディズニーライナーに対抗しています。
80mの破砕帯の部分を青いLEDで示してくれています。
このトンネルの中に富山県との県境はあります。
長野県側からだと扇沢駅まで車で行きそこなら電気バスでいけますが、
富山県側からだと、ロープウェイ、ケーブルカーなど乗り換えが多くなかなかのドmコースとなります。
まだまだ、くろよんについて書き足りないですが、くどいのでこれくらいで辞めます。
次は一気に岐阜県へ向かいます。
途中、昼食。
私には場違いのかなりオシャンティーな店に入ってしまいました。
マダムがランチをする様な店です。
値段もセレブ級。
正確には白川郷・五箇山の合掌造り集落。
合掌造りとは、木の梁を山形に組み合わせて建てられた日本独自の建築様式です。外から見たその形が、まるで掌を合わせたように見えることから「合掌」造りと呼ぶようになった等、諸説あるようです。合掌造りは他の地方にも多々見られますが、白川郷では「切妻合掌造り」といわれ、屋根の両端が本を開いて立てたように三角形になっているのが特徴です。
失礼を覚悟で言いますが、個人的には同じ茅葺き屋根の集落であれば、福島の大内宿の方が観光のしやすさ、街の綺麗さ等を考えると好きです。
白川郷はとにかく外国人が多いです。
なんか落ち着きません><
道の駅白川郷に向かい
くろよんの余韻に浸りながら、こいつをやって今日はお終いです。
明日は、まったりする日にしたので、岐阜市にホテルをとりました。
岐阜市に向かう前に、
天空の城
に立ち寄ってからいきます。
それではー
バルス!!!!!!
走行距離:275km